上記の1文を書いた日から2日ほど経って、本当に寒くなってきた。もう殆ど冬と言っても差し支えないのではないか。昨日の夜はまだ寒くないしいいか、と思って半袖半ズボンの寝間着を着たがそれは完全に間違いだった。それまでは秋の空気というかちょっと涼しいな〜という感じだったがその日は全く寒かった。余りにも寒いので冬用の布団を出すまでに至った。こうやって寒暖差が大きくなるというのも地球温暖化といった気候変動のせいなのかと布団の中で夢想した。
すっかり冬の寒さになって来て、ようやく温かい飲料を飲む気が出てきた。私は猫舌で、昔なんか冬でも絶対温かい缶コーヒーなんか飲まない意地でもアイスコーヒーを頼むなんてこともしていた。ホットコーヒーを飲むようになってのはほんの数年前からで、それもコートを着ても寒いような日にしか飲まないほどである。塾で毎日過去問や演習問題を解いているなんて生活をしているとき、休憩時間に外へ出て、近くのコンビニで熱々のホットコーヒーを買ってくることがあった。これも身体を温めるために仕方なく買っていた。眠気覚ましならアイスコーヒーでもいいのだが、それだと持つとアイスの文字通り氷のように冷たくて手がかじかんでしまう。しかし往々にして思うのだが、なぜコンビニのホットコーヒーは何故あんなにも嫌になるくらい熱いのだろうか。紙カップは湯を沸かしたポットを触ったかのように熱く、ちょっとでも舌に触れれば火傷をしそうになる。せめてもうちょっとぬるくて、ゴクゴクと喉を鳴らして飲めるほどの程よい熱さならばいいのに。コーヒーマシンにも「ぬるめ」のボタンが何故ついてないのか甚だ疑問である。それとも、皆は熱々のコーヒーをゆっくりと慎重に啜りながら、「ホッと」一息をつきたがっているのか。多分そうなんだろう、むしろそれが多数なのだろう。私は「皆」の金型で作られていないのだ。
今日も自宅で授業を終え、もうそろそろ夕食だな、なんて思いながら部屋着にジャージ、デニムのパンツを履いてタバコを買いに外へ出た。下校する小学生はジャンパーを着て寒そうに手をポケットに突っ込みながら友達と話をしている。やっぱり寒いよな。ジャージを着てても中へ冷たい空気が入ってくるのを感じて、高校時代の体育の授業を思い出す。商店街を抜けて、タバコ屋に着く。ここは他所では扱っていない嗅ぎタバコが置いてあるのだ。だからわざわざ歩いてここまで来た。ショーウインドウを見ると、アルカポネのバニラがおいてある。この前来たときに「入荷しとくわ」と言ってた奴だ。「すいません、あるカポネのバニラください」「はいよ、1個だね?」ショーウィンドウにおいてあるケースを一つつまもうとする。「上からだと分かりづらいんだ、これでいいね?はい、490円。まいどー」これだこれだ、 早速ラベルをはがし、パケをつまんで唇に挟む。砂糖と違う、自然な甘みを楽しめるアルカポネバニラが私のお気に入りだ。昔だったらどこだって吸えたが、今は路上禁煙なもんでこの嗅ぎ煙草が役に立つ。そんなタバコを愉しみながら、帰路につく………
まあ、そんなかんじです。寒さにはみなさんお気をつけて。
以上ッッッ!!!
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